Ubuntuの導入
先の投稿で述べた通り,かつてwindowsで動いていたPCをUbuntuとして復活させました.UbuntuはDebian系のLinuxOSです.UbuntuどころかLinux自体もほとんど触ったことがなかったのでうまくいかなかったことも多くありました.そこでこの記事に備忘録的な意味も込めて記録しておきます.
自分が触ったことのあるLinux系のOSはCentOSで,学部の授業で少し触ったことがある程度なのですが,今回のUbuntu導入に関しては全く役に立ちませんでした.(当然といえば当然)大学でもっと役に立つことを教えて欲しかったなあと思った今日此の頃です.
UbuntuのインストールはDVDを用いて行ったのですが,ここはインストーラーの指示に従っていけば良いだけなので省略します.この時日本語の環境設定を行ったのですがこの設定が後でテキストログインした時に苦労した原因になりました.
さて今日行ったのはUbuntuの各種設定についてです.
まず思いたったのはテキストログインできるようにしたいというところからです.
Ubuntuのテキストログイン
GUIでログインすると重くなってしまって嫌なので,テキストログインできるようにしました.いじくるくところは
/etc/defualt/grub
です.ここをviで書き換えます.bashで
$ sudo vi /etc/default/grub
を実行します.そこで環境変数の
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT
の値を
splash quiet から splash quiet text
に書き換えます.各種の引数に関してはhttp://www.usupi.org/sysad/237.htmlに詳しい.
splash:スプラッシュ画面の表示
quiet:メッセージ出力の抑制
text:テキストモードで起動
書き換えた後は
$ sudo update-grub2
を実行して変更を適用させます.自分は最初これが分からないで苦労しました.というか,最初に書き換えた時は$ sudo update-grub2を実行した記憶がないのですが何故かテキストログインできちゃったのです.自分が実行させたことを忘れていただけかもしれないですが...
しかしできたらできたで問題ないじゃないかと思われるかもしれませんが,これをまたGUIでログインするように設定したいと思った時,
splash quiet text から splash quiet
に変更をすれば良いだけだと思ったのですがなかなか変わらない.結局
$ sudo update-grub2
にたどり着くまでに色々調べる羽目になっちゃいました.
テキストログイン後にGUIを起動する
CUIの方が軽いし大概の操作はこちらの方が効率良くできますが,GUIのソフトを使いたいなんて時もあるので,そのような時の対策をメモ.自分の使っている環境ではディスプレイマネージャはlightdmなので,以下各自の環境に合わせてlightdmをgdmなどに置き換えてください.
$ sudo service lightdm start
または
$ sudo start lightdm
これでコマンドラインからGUIを起動できます.
さて,テキストログインした後は文字化けに悩まされることになったのですが,これはまた次回.
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