sshでmacと通信・リモートログイン
ここまでのセットアップでCUIログイン,$TERMの値にに応じて日本語・英語の切り替えを行ったりができるようになりました.ここで,Ubuntuに自分がメインで使っているmac book airからリモートログインできたら便利やなあと思ってsshを利用してログイン,及びファイルの送受信を行いってみたいと思います.
まずはイマイチよくわからなかったのでとりあえずいきなりsshコマンドを使ってつないでみました.
まず,Ubuntuの方で
$ ifconfig
を実行します.すると,自分のローカルIPが分かったのでそれを用いてログインしてみます.今度はmacから
$ ssh [user-name]@[ip address]
を実行.すると接続を拒否されました.さて何でだろうと思ってUbuntuの方をのぞいていったわけですが...
そこで思ったのが,そもそもsshのデーモン動いてんのか?ってことでこれを確認します.sshのデーモンの名前はsshdです.こいつがプロセスにいるかどうかを見てみましょう.
$ ps -A | grep sshd
を実行します.ps -Aでプロセスの一覧を検索して,その中からgrep sshdでsshdという文字列が入っているものを抽出します.すると...
何もでてこない...
デーモンがいらっしゃりませんでした.ってことでデーモンを起動させます.sshdの起動は絶対パスを使わないといけないっぽいので
$ sudo /usr/sbin/sshd
を実行します...あれ,sshdがない...入れ忘れ...?ってことで
$ sudo apt-get openssh-server
を実行してsshdが使えるようにします.そこで気をとりなおして
$ sudo /usr/sbin/sshd
を実行.今度は無事に実行されたようです.念のため
$ ps -A | grep sshd
で確認すると.今度はsshdが起動しているのが確認できました.sshdを止めたり再起動させたい時とかもあると思うのでそれについても調べてみた.sshdの情報は/etc/init.d/sshに入っているみたい.サイトによっては/etc/init.d/sshdとなっていましたが,自分の環境では/etc/init.d/sshにありました.なんの違いがあるのかはイマイチよくわかりませんでした.さてここで,
$ /etc/init.d/ssh [start/stop/restart/status]
を使うと,sshdの状態みたり再移動させたりができました.ということでデーモンが起動したのでもう一度macからログインしてみます.再び
$ ssh [user-name]@[ip address]
を実行.今度はパスワードを要求され,入力すると無事にログインできました.今後このUbuntuは計算用のサーバーとして使っていきたいなあとか思ってなんですけど,いちいちUbuntuを立ち上げたりするのはめんどいけど,だからと言って起動させっぱなしも電力食うから嫌.ってことでまずラップトップを閉じていても起動などができるようにします.この設定は/etc/systemd/logind.confにかかれています.なのでこれをvimで編集します.
$ sudo vi /etc/systemd/logind.conf
を実行して,変数Handleidswitchを書き換えます.
Handleidswitch=ignore
とすればこのラップトップは閉じたままでも使えるようになります.さて,シャットダウンするときはmacからリモートして実行してもいいし,cronとかに書いておけば時間設定して自動で消すこともできます.一方,自動で起動させるのはOSの起動よりも先に設定しなくてはいけないのでこれはUbuntuをいじくってもどうしようもない.そこでいじくるのはBIOSの設定.こちらはマシンによっても違うと思うので詳しくはわからないですが,自分は起動時にF2キーでBIOSの設定に入ったら起動のオプションで時間を設定して起動できるようになっていました.なので平日の9時くらいに自動でこのサーバーが起動するようにしておきます.するといちいちUbuntuをいじらないでも活動を始める頃にはmacからサーバーに入れるというわけです.
なんか長くなってきたからファイルの送受信は次回にします.
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